第8章 8章
黒尾side
時は少し戻るけど今は4月の終り
今日はいつも合同で合宿とかやってる中の
梟谷学園高校との練習試合
うちの監督ほんと練習試合好きだからなー
5月のゴールデンウィークには宮城に行って
練習試合ばっかりする合宿やるらしいし
しかも最終日は烏野との練習試合らしく
監督も張り切ってる
ゴミ捨て場の決戦、とかいってたっけ
いまは休憩時間
なのに梟谷の木兎の自主練に付き合わされてる
いつものことだから慣れたけど
木「そういえば音駒って宮城に練習試合しに行くんだろー?」
黒「そうだけど、なんで知ってんだ?」
木「なんか…ゴミ捨て場の対決だっけ?
それで誰かが言ってた!」
赤「木兎さん、ゴミ捨て場の決戦ですよ」
木「あー、そんなのどっちでもいーじゃねーか!」
黒「まぁ宮城行くけどそれがどうした?」
木兎が自主練を中断してまで話しかけてきた
ってことはよっぽどのことだと思って聞いたら
木「いやー、俺も行きたいなって!」
は?
黒「そんだけかよ!」
すると練習再開の声がかかり
話は中断された