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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第8章 8章





頑張ったのはいいけど…
なんか同じところ回ってる気しかしない



?「ねー、ほんとにここであってんの?
さっきと同じところ回ってるような気がするんだけど笑」


わたしが作り笑いやめてって言ってからは
普通に笑ってくるっていうか
バカにしたように話してくるから

この人ほんとに嫌いになりそう

そのうえ道もわからないし
わたしの精神はズタボロだった


?「ねぇ、君さ宮城に住んでるんでしょ?」


もう仕方ない


『わたし春まで東京に住んでたから
こっちのことあんまり知らないの』


?「ってことは、おい、道もはじめから
わかんなかったのかよ」


『うん、わかってたら今頃ついてるよ』



そういうと彼はため息をつきながら
自分の携帯をみながら


?「いまここだから、こっちで―――」

とか言ってるけど


え!!


『わかってたんなら早く案内してよ!』


?「自信なかったから聞いたんだよ
なのに君も道わかんないからさー」


うっ、それを言われると言い返せない



『まぁ、とにかく連れてって!!』

?「ハイハイ」


そして初めて彼が私の前を歩くと
ジャージの後に文字が


NEKOMA

…ね、こま?


『ねこま、っていう高校なの?』


?「おー、そうだけど
君は青葉城西だっけ?」


ジャージ見られたのかな?


『そうだよ!
遠征できたんだっけ?何の部活なの?』


?「ん、バレー部だけど?」



わたしはどうして
バレー部の人とばっかり出会うんですか



?「ちなみに名前は黒尾鉄朗

君の名前は?」


『神咲奈々』


すると彼はニヤッと笑って


黒「よろしくね、奈々ちゃん」
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