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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第6章 6章





そしたらわたしには空手の才能があったのか

いつの間にか周りには相手になる人はいなかった


多分それが中学1年のはじめの頃


中学は当然のように
小学校が同じだった京治と光太郎が通っていた

梟谷学園に入学した



ここは中高一貫でバレーが強いらしく


高校に上がるのに勉強がいらないのを知った
光太郎がまず受験した

みんな光太郎の学力じゃ落ちると思ってたのに
なぜか合格


そして、光太郎の翌年
京治は何の心配もなく合格した


そしてわたしも
頭はいい方だったので合格



わたしが入学したこの頃にはもう
京治も光太郎もバレー一筋だった


まぁ小学生の時から
バレー一筋だったけどふたりとも


京治は冷静でクールそうに見えるのに
意外とバレー馬鹿なんだよねー


京治は中学2年生で光太郎は中学3年生
それでもたまに部活が休みの時は
私のことを誘って


中学生らしくカラオケに行ったり
そのへんの渋谷とかに遊びに行ったりもした


最初は楽しかったんだ



でもだんだん大会などが近づいてきて
京治も光太郎も忙しくなってきた



その頃かな
わたしが荒れていったのは


京治と光太郎が離れて行ってしまい
仲間を作りたいって思ったんだ


そしてわたしは力に頼ることにした
東京なんてヤンキーとか沢山いたから


最初は女ってことで相手にされなかった
正直ここでもかぁ、って思ったけど


でも意外と優しい人もいるもので
わたしが寂しがってるのを見たら


なんだかんだで仲間に入れてくれた


あとから聞いたら
そんなに喧嘩が強いとは思わなかった

って言われたけど


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