第6章 6章
徹先輩ははじめ先輩の言うことを聞き
大人しくわたしと今帰ってる
『徹先輩ってはじめ先輩には弱いよね』
及「ん〜岩ちゃんは俺のお母ちゃん的なとこあるから
なんて、岩ちゃんに言ったら怒られるけどね笑
まぁそれ以上に大切な幼馴染みだから
なんか岩ちゃんに言われたら反抗できないんだよね
岩ちゃん俺に冷たいけど
なんだかんだ絶対俺のこと好きだし☆」
『そっか、幼馴染みって
なんか羨ましいね!!』
及「奈々ちゃんにはいないの?」
『わたし?いないことはないけど
徹先輩とはじめ先輩みたいに
すごい幼馴染みじゃないよ?』
及「ふーん、奈々ちゃんって中学どこなの?
聞いたことなかったなぁ〜って」
『東京だから知らないと思うけど梟谷だよ
まぁ、わたしの話はいいじゃん
あ、そういえば徹先輩って
飛雄と同じ中学なんでしょ?』
話をずらした
あんまり中学の話は好きじゃない
あのころの自分を思い出したくないから
及「梟谷?知ってるよ!
え、でも高校じゃなかった?
五本の指に入るエースがいるところだよね?」
あー、バレーやってる人だったら
そのくらい知ってるか
でもまぁそれくらいいいか
『あそこ中高一貫なの
五本の指に入るエースがいるのは知らないけど
でもまぁもう関係ないから!
あ、そうだもうすぐ家つくし
明日の話しようよ』
そんなかんじでなんとか他の話にさせ
家に着くまで明日の予定を立てた
徹先輩いわく
「明日は及川さんがエスコートするから任せて☆」
らしいけど
まぁ、ちょっとだけ楽しみってのは秘密
だってそれ以上に
初デートに緊張してるから