第6章 6章
翌日
いつも通りおきて
いつも通り学校に行き
いつも通り部活をして
練習を終えた
そして自主練にはいる
そこであることに気付き徹先輩を呼ぶ
『ねぇ、昨日よりひどくなってるんだけど
どういうこと??』
及「え、なんのこと〜?
ちょっと、奈々ちゃん!
岩ちゃんに聞こえるように言わないで!!
部活休んで病院行かせられちゃう!」
そう小声で訴えてきた徹先輩
そういうことね
『はじめせんぱーい!
ちょっとこっち来てください!』
及「ちょ、奈々ちゃんのばか!!」
はじめ先輩が近づいてくる
『はじめ先輩、徹先輩が足捻挫してるんだけど
病院行く気ないみたいだから
説得おねがい』
岩「おい、及川おまえ――」
及「わかったわかったよ!岩ちゃん!
病院いくよ!」
お!これは明日のデートなくなるじゃん!
嬉しいはずがなんか複雑
岩「そうか、じゃあお前火曜日の練習試合でれねーな
まぁ影山は俺が倒しといてやる」
え?なんで??
月曜日に病院いけよ
及「あ、あのね俺がいってる病院
月曜日は休みなんだ〜
だから火曜日行かなきゃいけないの」
へぇーわざわざ説明ありがとう
岩「とりあえずお前自主練しないでもう帰れ
奈々、及川が無茶しないように
一緒に帰ってやってくれ」
あしたも一緒なんだから今日くらい
静かに帰らせてくれ
ていうか、やっぱりはじめ先輩
徹先輩を操れて羨ましい