第6章 6章
月島side
神咲を送るために
……奈々って呼んでいいのかな
僕だけ名前で呼んでっていわれてないし
なんて呼んでいいのか未だわからない
後で聞いてみようかな
仕切り直しだけど、奈々を送るために
早めに着替えをしてたけど
そしたら誰かが部室に入ってきた
田「月島、ちょっと相談が…」
なんか嫌な予感がするけど
一応先輩だ
月「なんですか??」
田「たのむ!!さっきの美女を紹介してくれ!!」
やっぱり
まぁ僕は友達だから拒否するわけにも行かない
それにただただ紹介するだけだ
月「わかりました
着替え終わるまで待っててください」
田「つきしまああああああ!
この借りはいっしょうわすれないぜ!!!」
相変わらずうるさい人だなぁ
着替え終わり田中さんと体育館に戻ると
山口が彼女と話していた
そこに田中さんと近づいていく
月「ねぇ、田中さんが仲良くなりたいって」
田「おい!!そんなはっきり言うと
恥ずかしいだろ!!」
なんか、早く帰りたいから
早く終わらせて欲しい
ただ僕は早く帰りたいだけだから
送りたいとかいうわけじゃないから
『田中先輩??名前教えてくれる?』
田「先輩だと??
なかなかに美女に先輩って呼ばれるのも嬉しいな
俺の名前は田中龍之介!!2年生だ!よろしくな!!」
するとまゆが田中さんをびっくりしたように見た
『え、美女なんて初めて言われた〜
びっくり!嬉しい!
龍之介先輩の事一気に大好きになった』
は???僕だって初見で思ってますけど??