第6章 6章
蛍に友達って言ってもらえなくて
凹んだけど
そういえば名前で読んでもらったことがない
そこでわたしも頼んでないことに気づいた
?「あの、名前を教えてくれ、さい」
ん???日本語苦手かなこの子
わたしも敬語は苦手だけど
『神咲奈々だよ、よろしく!』
そう言うと黒髪の背が高い子が
影「俺は影山飛雄です、1年です
あの、奈々さんって呼んでいいっすか」
『なんでさん付け?
わたしも1年だよ?
だから奈々でいいよ、よろしく飛雄!』
影「お、おう」
そう言って去っていった飛雄
なぜなんだろう
ていうかわたし入学式初日は
名前で呼ばないで!
とか言ってたのに
ずいぶん丸くなったなぁ〜
?「俺はこの学校のバレー部の主将をしている
澤村大地だ、よろしくな奈々」
?「俺は菅原孝支だよ〜よろしくな!
あ、そうだ俺も奈々ってよんでいい?」
なんか優しそうなまるでお父さんみたいな人と
泣きぼくろがあってなんか可愛い人だなぁ
『大地先輩と孝支先輩!
わたし敬語が苦手だから話し方が気に入らないかもしれないけど許して欲しい
ぜんぜん奈々ってよんで!よろしくね!』
かなり敬語使わないのは失礼なことなのに
普通にふたりは
澤「俺は全然構わないよ」
菅「俺も!
そういえば奈々って月島のなんなの?」
優しい先輩すぎる
孝支先輩、だから友達っていってるじゃん