第26章 映画
緑川「ちょっとストップ!
それよりも聞きたいんだけど
ボーダーやめるってどういうこと!?」
恵土「仕事だけをやめて、療養に専念しろとのことだ。
もう他の隊員たちにも一応、通達したらしい。知らせるためか…
まあ、遠征部隊の指揮官まかされたから
ボーダー自体からやめさせるわけにはいかんだろうしな」
緑川「よかったぁ;(ほっ」
そう胸をなでおろす中…
風間「目標は感染した細胞だ。
大本を絶てば症状は出ないはず。
抵抗力をあげつつ、撃破していった方がいいだろう。
総力を尽くしてでも根絶やしにするぞ!」
『おお~っ!!(拳上げる』
そう言い切る風間に対し、拳を上げる皆(二人除く)
恵土「いや;
当の本人を抜きにして話し進めないで;(汗」
太刀川「安心しろよ恵土!
俺が生かしてやるからな!!」
迅「悪いけれど、俺は残る」
太刀川「はあ!?
恵土がどうなってもいいのか!
…
って待てよ。
もしかして、例のあれか?予知?
だから聴いた時、驚いてなかったのか?」
迅「…どっちにしろ、死ぬ可能性の方が多い。
それでも助け出したいし、生かしたいと思ってる。
だから秀次、お前も残れ。
後に控えている戦いで必要だ」
秀次「…解った」
迅「それと…
おそらくもって、50分程度だ。
時間間隔を引き上げられるの、まだ恵土は使えるだろ?
トリオン体での速度を倍にもできるはずだ」
恵土「了解。
それぐらいの強化なら、今あるトリオンで事足りる。
ヴォルフ、さっきから集めてるそのトリオンで
再び病巣となってる部位を空間事切り離して無効化。
と同時に、隊員の何人かを入れてくれ」
ヴォルフ『解った』
迅「流石理解が早い(微笑」
恵土「まだ、あいつらは私を狙ってくるんだろ?
だったら、ボヤボヤしてる暇はない。
50分以内…日没5分前までにケリを付けるぞ!!(真剣」
『おおっ!!!!(拳上げる』
再び拳が上がる中
陽介「っていうか公休っていくらまで取れるっけ?
白チビ、休んでても平気なのか?」
遊真「修が何とかしてくれてる(キラン」
そう話をしていた頃、中学校では…
教師「?空閑君はどうしたの?」
修「か、風邪をひいて寝込んでます;(いっぱいいっぱい」
何とか言い訳してくれていたそうな…;