第26章 映画
~少しだけ映画のおまけ~
菊地原「どうせなら…
初遠征の後に、モルモットの臓器を見て
どういう臓器を踏んだのかとか研究したじゃないですか」
歌川「あったな」
諏訪「あれはグロかったぜ;(うっぷ」
恵土「あー。
そういえば諏訪、吐いてたね。
遠征先では死体なんてごろごろ転がってるから気を付けてね?」
菊地原「でもモルモットが傷一つなく
今も平然と生きてるって所が凄いですよね」
その当時…
春休みを利用して、医学の理解を深めるため(?)
解剖まがいのことをしていたそうな…;
恵土「見た目は人間のに近いから参考になるはずだよ。
知り合いのモっくんに頼んだから大丈夫b」
とのことでいきなり始まり
菊地原「あ、これふんだ」
恵土「それ心臓」
歌川「ああ。あれは肝臓?だったんですか?」
恵土「うん。
肝臓は全身とは言えないでも血が集まるから
もしひどくなったら
本来のアンモニアの毒素を解毒する機能が衰えて
それが脳に行くことで尿毒症となって、脳に異常が生じたり
そこで生成されていたアルブミンが下がって
浮腫ができたりだとか、体に異常が生じるんだ。
ここは覚えといた方がいいぞ?風間」
風間「ありがとうございます」
菊地原「詳しいんですね」
恵土「当たり前だ。
人体の不思議について色々と身に付けたからな。
お前らが病気や怪我を負った時
すぐ治せるようにするために」
淡々と言いながら手を休めない恵土に対し…
『…//』
嬉しさのようなものが沸き上がり
三人そろって顔を赤らめていたのは言うまでもない…
といっても…
三上&栞『きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!;』
二人は阿鼻叫喚して気を失ったとか…;
ちなみに
当時の三上は、栞の弟子としてちょくちょく覗きにきており
(要するに、恵土にとっては孫弟子)
後に、栞の引き継ぎとなったのであった…
恵土「やっぱり、映画に入れないでおこうか…これ;
よく見たらグロイ」
風間「そうですね;」
菊地原「え~。入れればいいのに(唇尖らせる)
勉強になるからってすすめてきたじゃん」
歌川「やめろ;惨劇になる;」
その後、モっくんは無事に始祖神の力で治癒され
今でも元気に生きているとか…