第14章 大規模侵攻
その頃、ハイレインが
雨取千佳を狙って、遠征艇を出てきていた。
そんな折…
沢村「南東部!
人型近界民、5体出現!」
鬼怒田「5体だと!?」
根付「南東部には恵土以外いないのでは!?」
城戸「恵土、敵の戦力を教えろ」
恵土「…(1対5か)!」
冷静に5人を見つめる中…
あることに気付いた…
恵土「…全員が角付き、色は黒。
男性で、ブラックトリガーです」
『!!』
鬼怒田「なんだと!?」
根付「一人で相手どれるようなレベルじゃ!;」
鬼怒田「今すぐ増援を向かわせろ!」
城戸「待て」
鬼怒田「!」
城戸「恵土…やれるか?」
恵土「…やれます。
皆には、ここには向かわないように言っておいてください。
ハッキリ言うと、邪魔になります。
全力が出せませんので」
城戸「解った。
必要ならば、例のホワイトトリガーも使え。
近寄らないよう、隊員に伝達せよ」
沢村「!はい」
鬼怒田「城戸司令!
流石に今回ばかりは!;」
城戸「黙ってみていろ」
鬼怒田「しかし…!」
城戸「必ず勝つ」
そう堂々と言う城戸に対し
反論するものは、いなくなった…
そして
1「…お前が恵土か?」
恵土「ああ(筋肉大男、大斧使い」
答えながら、トリオンをナイフ状にして構える。
複数のため、番号分けします。
2「思ったよりも小さいな」
恵土「身長に強さは関係ない(槍使い」
3「こいつが…例のトリガー使いか)…」
恵土「名乗る気ないの?(銃使い」
4「名乗る気も無ければ、意味も無いと思いますよ?
あなたは、あの時から狙われているんですから」
恵土「あの時って何だよ;(盾使い」見当が付かない
5「お前が8歳半だったか?
その当時、お前は意識が飛んで覚えていないかもしれんが
お前の想いが作り出した、白い(ホワイト)トリガーの
ただのトリオンの放出だけで
全てのトリオン体を消滅させるだけでなく、生身まで気絶させた。
といっても、星が消滅しないように制御されていたようだが…
今はそんなことはどうでもいい。
もらうぞ、お前のトリオンを…」
恵土「やれるもんならな(にや)
(こいつがボスか。大剣使い」
分析し終わった直後、戦いが始まりを告げた…
(10月21日AM、321~325(5ページ)更新)