第13章 模擬戦
三輪「…そんなに思い詰めるな。潰れるぞ」
両膝を抱え込みながら、その場に座り込む恵土に対し
その肩に手を添えながら三輪は言う
だが
恵土「…ずっとさ…
一人だったんだ…
だから……
だから…
同じ思いを味あわせたくないってばっかりで
止められなくって…
あ~もう!;
私ってめんどくさい奴だぁ!!;(頭抱え」
三輪「自分で言うのか…;)
はあ;(溜息)
まあ、否定はできないが」
恵土「ガーン!)
秀次に言われると、よりショック!;」
三輪「とりあえず、今は集中しろ。
これから会議だ。命がかかわることになる」
恵土「…そうだな…
とりあえず、行くとしますか!
可愛い可愛い秀ちゃん♪(にや」腕を絡ませる
三輪「殺すぞ」
恵土「大好き愛おしい秀ちゃん♪」頭をなでなで
三輪「黙れ」
恵土「あんなにも私を求めてくれたのにね、秀ちゃん^^;」泣き声になりながら頬ずり
三輪「ひっつくな!いっぺん死ね!(いらっ」
迅「…」
その言葉を聴きながら、迅は真顔で秀次を見つめていた…
恵土「?
どうしたの、迅?秀次に告白?」
三輪「おい!(いらいら」
迅「…いや。
ちょっと出迎えようかと思ってだな^^;
の前に秀次、ちょっと便所付き合え」
秀次「離せ!何のつもりだ!」
迅「恵土、少し遅れるって伝えといてくれ~。
たった二分ちょいだ」
恵土「あいよぉ~」
そして恵土は会議室へ入っていった
忍田「遅かったな」
恵土「ごめんなさい^^;
迅がちょっとトイレだってさ。秀次も連れ込んでた」
鬼怒田「また下らんことでも考えとるんじゃないだろうな?」
恵土「さあ?」
そんな折、強引に男子トイレに連れてこられた秀次はと言うと…
三輪「離せ!どういうつもりだ!?」
迅が首にまわした右腕を振り払い、叫び聞いていた…
そんな中、迅は誰も近くにいないことを確認した後…
真顔のまま、尋ねた
迅「…いっぺん死ねって言ったな?恵土に」
三輪「ああ…それがどうした?」
迅「……今度の大規模侵攻…
恵土にとっては、相当危険かもしれない」
三輪「?…どういうことだ」
迅「…恵土が死ぬ可能性が高いって意味だ」
真剣な眼差しと共に突如放たれた言葉…その意味とは?