第13章 模擬戦
山から白い衣に包まれた
白い髪と、黒い角を生やして
黒い歯と牙をちらつかせた鬼みたいな人が山から下りながら
恵土「ちぃにくをぉ~ 食らわれぇ~ 死にぃい~たる~♪」
三輪「ひっ;(がたがた&真っ青」
血肉を食らい、死に至る所が見え…
恵土「坊やはぁ 良い子だ~ ねんねし~な~!♪(黒」
最後の一番低い声による一言の時に、
牙を見せながら目前に迫る所が見えてきました…;
無論…秀次は…;
三輪「わあああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!;;;」
真っ青に震えながら目に涙を浮かべ;
無論、眠りにつけるわけもなく
逆に目がギンギンにさえてしまったそうです;
恵土「そういえば、あの頃の秀次
夜中にトイレに行けなくなってたよね?何で?」
三輪「お前のせいだ!」
米屋「そりゃトラウマになるわ;」
陽太郎「おかしい!
俺には、そんな子守歌を歌っていないぞ!」
遊真「どういう子守歌なんだ?」
陽太郎「ん?
序盤はねむれねむれの子守歌で
怖い部分からさくらさくらの替え歌みたいに歌ってくれたぞ。
『ねぇむぅれぇ~ ねぇむぅれぇ~
はぁ~はぁ~のぉむぅね~に』
ってのはいい感じで眠れるような安らかな歌声で
次からはおどろおどろしげな声で
『ねぇむぅれぇ~ ねぇむぅれぇ~
じぃご~くの~やぁみからぁ~
ししゃがぁ~むかえくるぅ~
はぁやぁくねぇ~なさぁい~
しにたくなぁ~いならぁ~
ねぇむぅれぇ~ ねぇむぅれぇ~
とぉわぁのぉねぇむりへぇ~』
米屋「眠れねぇわ!何だその子守歌!
あっはっはっはっはっはっはっ!^^」
陽太郎「笑い事じゃない!
当時の俺は、まだ三歳から四歳になる前で…
少しちびった上に、怖かった…(青ざめ震え)
その上、恵土があれを歌ってから…
異様に暗闇が怖くて、早く寝るようにもなったな…;」
恵土「おかげで早寝早起きが出来て良かったじゃん^^二人共♪
早寝早起き病知らずっていうし」
陽太郎&三輪『よくない!!(怒り』
米屋「意外な所で繋がってたな」
遊真「と言うより、俺の時は聴かされてなかったぞ?」
恵土「だって小さいから意味分かってないみたいだし;
当時の遊真は2歳だったでしょ?^^;」
ただ単に効果が無かっただけだった…