第13章 模擬戦
恵土「ああ;
小さい時は、大好き^^って言って
ずっと引っ付いたまま離れようとしなかったくせに;」
三輪「話すな!;」
恵土「うん!一生離さないからね!」
三輪「そっちの離すじゃない!;
離せと言っているんだ!!;」
遊真「日本語って、変な所で混ざるよな」
抱き着き合っている二人を見ながら冷静に突っ込む遊真。
恵土「小さい時はあんなに可愛げがあったのに;
眠れない時は隣に来て
『恵土姉ちゃん、一緒に寝てもいい?』って涙目で言ってくれたのに;」
ハンカチ片手に言うことでもない;
三輪「いい加減にしろ!;」
恵土「その後子守唄歌ったのに、何だって眠ってくれないんだか;」
三輪「逆効果だと自覚しろ!;」
その当時↓
三輪「ねえ、恵土姉ちゃん…
一緒に寝てもいい?眠れない(涙目」
当時4歳だった秀次は枕を片手に言ってきた。
恵土「あ~。
秀次の姉さん、お泊りに行っちゃったんだっけ。
いいよ^^
隣においで(微笑」
三輪「ぱぁ)うん!^^」
その言葉に、嬉しそうに頷きながらベッドに潜り込む秀次。
それから、子守唄が始まりました
恵土「ねんね~ん ころ~り~よぉ おこ~ろ~りぃよ~♪
坊やはぁ 良い子だ~ ねんねし~な~♪」
その部分だけでも、十分すぎるぐらい気分が落ち着き
凄く眠くなって…猛烈な眠気が、襲ってきました。
三輪「うとうと)…」
続きもきちんと歌えていることからか
安心した秀次が、今にも眠りそうになっていた…
しかし、その直後
恵土「は~やくぅ~ ねな~い~とぉ どうなるかぁ~♪
や~まか~らぁ ヤマ~ンバ 降りぃて来てぇ~♪」
一瞬で背筋が凍るほどの、
おどろおどろしい声色に変わりながら、歌い出しました。
三輪「ビクッ!)…;(汗&震え」
その直後、
映像が頭の中に伝わってきました…