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科学班の恋【D.Gray-man】

第82章 誰が為に鐘は鳴る



「なんだァその弱そうな技はよォ!さっきの大技出して来いよ!」

「んなポンポン出せるかっての…!いい加減しつけーんだ、よッ!」



振り被った巨大な鉄槌が、ソカロ目掛けて躊躇なく振り下ろされた。
ドゴォン!と地響きのような音を立てながら、中庭が半ば倒壊する。



「ラビ…!」



廊下に飛び込んだ南が転がりながら振り返り、見たものは。



「リーバー班長…!」



崩れゆく瓦礫に呑まれる、彼らの姿だった。















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