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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第17章 赤い夫との誘拐



~美桜目線~

征十郎征十郎征十郎征十郎!!!征十郎!!

今までこんなにも征十郎の名前を連呼した事があっただろうか。

私の首に生暖かい物があたる。

『!?んーー!!!!』

〈お前いい匂いすんな。お前らも嗅いでみろよ〉

他の2人が興味津々で近づいてくるのが分かる。

スンスン

匂いを嗅ぐ音がする。

気持ち悪い気持ち悪い!!!!

私の目に巻かれているものが涙でびっしょりと濡れている。

〈ほんとにこいついい女だわ。攫ってきて正解!〉

〈ちゃっちゃと済ましちゃおうぜ。あ、順番どうする?〉

〈ここは公平にジャンケンだな〉

男たちはジャンケンをするために私から離れていった。

…………。やばいぞ。ほんまにやばい。早く逃げないと……。無理だな。あ、GPSで征十郎はここの場所が分かつてるはずだから時間の問題か。いや、ほかの仲間がいたらどうしよう。

そうこう考えてるうちにジャンケンが終わったのか1人近づいてきた。

私の下半身に手が触れる。

『つっ!!』

〈いい反応だな。夫に毎日触られてんだろ??〉

男の指が下着の上から不規則に私の蜜部へと撫でられる。

『んー!んっ!!』

〈気持ちいのか?〉

男は細かく刺激を繰り返していく。

〈はっ!濡れてぐしょぐしょだな〉

男は鼻で笑う。

征十郎!!早く来て!!!!

私がそう願った時だった。

ギギーーガラガラガラ

扉が開いた音がした。
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