藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第7章 ♡Story31♡ 危機感
廉side
「ッチ......ったく白々しいな、二人で行ってこいよ!」
柊も餓鬼もはっきりしなくてイライラする!
柊はもっと強引に行かねぇと振り向いてもらえねぇぜ?
餓鬼のほうも迷っているってことは脈アリってか?
まぁあの藤ヶ谷って人と餓鬼ができていようがいまいが
俺の役割は柊を後押しすること。
あの二人(太輔と柊)の関係性も面白そうだけどな(笑)←
チラッ
「......」
あのチビ、俺を睨んでるけど何なんだよ......
でも俺は気にしない。
とにかく柊には色々世話になってるから、
柊には幸せになってもらいたいんだよな......
「ちょ、桂木さん!」
「廉、いきなりなんだよ......」
「うるせぇ!......"ボソッ..."柊、こないだのデート見たく変装外すのは止めろよな。」
「っだからデートじゃ......あぁ、わかってるよ廉。」
「......じゃあいってらぁ」
「「廉さん完全に恋のキューピットですね......」」←
「あ゜?(睨)」
ビクッ
「「す、すいませぇんっ!(泣)」」
恋のキューピット......
響きは嫌だが悪くもねぇか。←『『どっちだよ!』』by勇気美男