第7章 ♡Story３１♡　危機感

「かしこまりました。
カスタードパイとホットケーキが１つずつ、イチゴパイが２つでよろしいですか？」



「あぁ、できるだけはやk...ん？」



「......？桂木さん、急にどうしたんですか？」



「そのネックレス......」



「......？」



「廉......
ごめん百合ちゃん、注文は以上だからもう行って大丈夫だよ。」



「ぁ、はい......できるだけ早くお持ち致します......」



百合は首をかしげながら厨房に向かった。







「廉、急にどうした？」



「別に......」
(あのネックレス、まさか......)



廉は百合を見た後再び太輔へと視線を戻した。



「.......。」
(あの二人のネックレス......まさか、


































ペアレックレスか......？)








百合と太輔野身につけているネックレスが同じものだと気づいた廉。






(これは、ただの偶然か......？)



廉は柊の方に視線を向けた。



「廉、急に視線を向けてきてどうしたんだ？
さっきから様子が少し変だけど......」



「別に。」



「廉さん食い過ぎでお腹壊しましたか？(笑)」←



「ちげぇし！あれくらいで腹壊すかよ！」



「だから冗談なのに......やっぱり廉さんって冗談通じないなぁ(笑)」



「......(睨)」



「勇気、あまり廉を茶化すな。」



「はーい......」



渋々返事をした勇気は席を立ち、美男を連れ再びくま(団司)の元に行った。←







「勇気さんどこに行くんですか？」



「あのくまちゃんとまた踊ってくるんだよ(笑)今度は美男も踊ろうぜ♪」←



「は、はぁ......」



「二人共、行くのは構わないけどあまり迷惑かけるなよ。」



「「はーいっ」」









「......。」
(柊は、あのネックレスのこと知ってんのか？)