藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第7章 ♡Story31♡ 危機感
「いらっしゃいませ!......あれ、もしかして......」
「やっほー百合ちゃん!お言葉に甘えてきたよー♪」
「っ本郷さんだったんですか?立花さんと踊ってたの......」
「うん♪あのくまの中の人、立花君って言うんだ(笑)
いいダンスが出来たって言っといて♪」
「わ、わかりました(苦笑)」
(立花さん、まだ踊ってる......正確には踊らせられているだけど(汗))
「立花君って、まさか立花団司君?」
柊が団司の方を見ながら言う。
「はい(笑)」
「じゃあ、あの執事服の彼は志村徹平君?」
「はい!しばらくはうちにクラスの生徒としているんですよ(苦笑)」
「そういえばそんなこと前に言っていたね(苦笑)」
「なんだ?柊の知り合いか?」
(にしてもあの執事の格好した奴、柊にそっくりだな......)
「撮影現場の警備員を二人にやってもらっているんだ。」
「ふぅん......あれ?」
「廉、どうした?」
「もしかして裕太君がいたんっすか?(笑)」
「ちげぇよ、あれ......」
「......?」
「あいつ、柊にそっくりだぜ?」
廉が太輔達の座っているテーブルの方を指さす。
「また柊さんにそっくりな人!?
さっきの執事服の人も柊さんにそっくりだったのに......(汗)」
「......あぁ、あの人......」
「柊さんのお知り合いですか?」
「少しね、ちょっと話したことあるくらいだよ。
百合ちゃんが小学生の時お世話になった先生。」
「そ、そうなの百合ちゃん!?」
勇気は驚いた様子で百合を見る。
「はい、お世話になったって言っても
教育実習で来ていたので短かったですけどね(苦笑)」
「「へぇ......」」
勇気と美男が目をぱちくりさせる。
「今も結構親しいのか。」
「ま、まぁ......(汗)
桂木さんには関係ないですっ!」
「っこっちが優しく聞いておけば何だよその言い方っ!!(怒)」
「ツーン......」←
「こっちは客だぞ!」
「ほんと廉さんって玉森兄妹と仲悪いなぁ(苦笑)」
勇気は苦笑いしながら席に着いた。