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苦しみの中の幸せ〔銀魂 土方おち やや逆ハー〕
第6章 人の名前を覚えられなくなったら、もうすぐオッサン
笑い転げていると、銀時が玄関から顔を覗かせた。
私は、よっ、という風に手を挙げてみせた。
・・・でも、銀時は私の方を見て不思議そうにしていたので、まさか!?、と思い、一応尋ねてみた。
『・・・銀さ~ん?
まさか、私のこと覚えてない・・・とか?』
すると、案の定、申し訳なさそうに頷いた。
私の中の何かがはじけた。
私は、銀時に近づくと、胸ぐらを掴み、部屋の中に思いっきり投げつけた。
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