第19章 ナルシって生理的に無理(柳生編)
北「うおっ!!」
軽く殴っただけだからそんなに効いてないみたい。
沖「土方さん、なんですかィ?そのデカイ的は」
総悟がそう言っているので、トシの方を見た。すると、お腹に大皿をつけたトシが煙草をふかせていた。
『背中につければいいのに、亀みたいになるじゃん!!』
土「ハンデだ。それと、背中につけたら守りづらいだろ」
『いやーハンデにしてもそれは・・・』
そんなことを言っていると、ナルシが起き上った。
南「オイ、北大路。俺、今どんなツラしてるよ?」
北「男性器のようなツラをしている」
リーゼントは、北大路という名前のようだ。うん。私も、リーゼントと同じ意見だわ。
南「そうじゃねーよ、お前そればっか?ケガの具合見てくれってんだよ」
北「血にまみれた、泌尿器科へ急げ。そして、できるだけ清潔にするように心懸けろ」
南「性病扱いしてんじゃねェェェ!!!」
ナルシは立ち上がると、おもむろに鏡を取り出した。
うわ~男なのに手鏡持ち歩いてんの!?ひくわ~
南「オイオイ、コレけっこうイイかんじじゃね?カッコイクね?やっぱ、いい男は血ィ流しても様にならァ。ちょっ、北大路。一枚写真とってくんね」
その顔でイケてたら銀時でもめっちゃイケメンだわ。てか、あんたがイケてたら総悟とトシってどうなんの?神様?
南「オイ、西野」
そう言って、トシの前にぶっ倒れてる男にナルシは声をかけた。すると、西野って人が起き上った。
南「お前もこっち来い。一緒に写れ」
とか、言いながら携帯でバカみたいに自撮りをしている3人