【ディアラバ】トリップしたら男でヴァンパイアになってました。
第3章 初めまして、お世話になります
「そいつがライトのいうおいしそうなヴァンパイアか。」
「確かにおいしそうな匂いがしますね。」
「でしょ~?」
えー、家に連れて行かれ中に入ったらこんな状況に。
そんなにおいしそうな匂いがするのですかね?
そしてね、ユイちゃん。
怯えなくていいよ!?別にひどいことするつもりじゃないから!!
とは、心で思っていても伝わらない…知ってるけど…。
「あ、そうそう。そこで怯えてる女の子は、ビッチちゃんっていうんだ。」
「ち、違います!私にはちゃんとした名前が!」
「大丈夫だよ。僕は君のことを酷く扱うつもりはないから。だから安心して?」
微笑んだら顔を真っ赤にされた。
そんなに真っ赤にするほどだったのかしらね?
「なんかいい匂いがすると思ったら、お前かよ。」
いつの間に現れたのか、末っ子のスバル君がやってまいりました。リビングに。
…あの、おいしそうな匂いは確かにするけどね?
ユイちゃんは。
でもどーして私を見るのかなー?
「それじゃ、自己紹介をしないとね~。」
ライト君がにこにこしながら近づいてきましたよ。
…あの~、ライト君の目が怖いんですがそれは……。
「僕は逆巻 ライト。三つ子の中で弟なんだ。よろしくね、君。」
「…あ、はい。よろしくお願いします。」
で、そこで私は思い出しましたよ。
トリップしてきたこといつ話したらいいかな!?