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【ディアラバ】トリップしたら男でヴァンパイアになってました。

第4章 学校生活始まります!


「えー、ビッチちゃん。それはないよ~?」

「そうですよ。僕達に逆らうなんて。」

リムジンへ行こうと思ったら、どこかの教室から声が聞こえた。
この声は……ライト君とカナト君か。
それでビッチちゃんってことは…ユイちゃんだね。
何をしているのかな?

「嫌です!君の為になるのかもしれないけど…。」

「分かってるなら、別にいいでしょ。」

「さんの為なんですからね。」

どうやら、私のために何かをしているらしい。
普段なら何も知らないふりをして通り過ぎるんだけど、いかんせん相手がライト君とカナト君だから…。
それに、ユイちゃんが嫌がってるしね。
そう思ってドアを開けた。

「何してるんですか?」

「あ、君。君もさ、ヴァンパイアなんだし、ビッチちゃんの血飲んでみたいでしょ?」

「なので僕とライトで血をもらおうと思ってたんです。」

「え。」

私の為に血を…?
いや、あのさ。私血はいらないんだけど。
いや、ヴァンパイアな以上血がないと生きてけないけど、ユイちゃんの血は欲しくない。
そりゃおいしいのかもしれないけど。

「ユイち…さんの血はいらないです。」

「え?なんで?」

「どうしてですか?」

ライト君とカナト君がすっごく驚いている。
うん。まぁ、でしょうね。
でも、そうじゃないんだ。

「僕はユイさんだけの血はいりません。それ以外は…必要最低限だけ飲みますが。」

ユイちゃんの気持ちを思ったら、飲む気なんて起きなくて。
それに、三次元で見てたからね~。
ユイちゃんが吸血されて辛そうなの。
貧血になっちゃうし。
ほら、女の子だからさ、生理もあるわけだからさ。
だから、そう考えたら飲むのに抵抗があるわけで。
六人によって吸われるからどうかは分かんないけど、七人よりはきっと負担も少ないだろうしね!
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