第7章 雲行きの怪しい空
真夜中
(先生まだ帰って来ないのかな…心配だな…銀ちゃんは寝たかな?)
こんなに遅くまで帰ってこないのは初めてだったので不安でしようがない
目を瞑っても中々寝付けなかった
ガタタタタタ
「!!!!」
びっくりして飛び起きる
「名前!!大丈夫か!??」
銀ちゃんももしかして寝付けなかったのか、音が聞こえるとすぐに私の部屋に入ってきた
「大丈夫!!ねえ、なんか焦げ臭くない?」
「一旦表出るぞ!!」
短刀や晋助からもらった簪、教科書など念のため大事なものだけ急いで用意して外へ出る
後ろを振り返ると声が出ない
(寺子屋が…燃えてる??)
ギュっ
銀時は手を握り大丈夫だとまるで自分に言い聞かせる様に呟く
「お前らは吉田松陽の教え子達か?」
ゾロゾロと足音がすると思ったら低い声で問いかけられる
ゆっくり後ろを振り向くと絶句する