第2章 寺子屋
夜、夕飯と風呂を済ませそれぞれ自室で皆ゆっくりしていた
先生は夜部屋に籠ることが多い
とても忙しそうだった
私は湯上りに縁側に座り湯冷ましをしていた
ヒタヒタと足音がするので振り返ってみると
「お前そこ好きだな」
「銀ちゃん!」
銀ちゃんが水筒に入った水を持ってきてくれて隣に座った
水筒を受け取り水を含む
「ありがと!銀ちゃん」
「最近先生忙しいみたいだね。寂しいな」
「寂しいか?でも、お前には俺がいんだろ。」
いつもより少し真面目な目をした銀ちゃんが言う
「そうだね!銀ちゃんも晋助もヅラちゃんもいるから…少し寂しい位かな!」
「あいつらも入ってんのか」
と銀ちゃんは膝を抱えて項垂れる
「?うん」
腕の隙間から顔を覗かせチラリとこっちをみる銀ちゃん
「でも、お前は俺らん中だったらヅラなんだろ?」