第2章 寺子屋
「はい、そこまで!!」
先生が手を差し伸べて立たせてくれた
「名前は剣筋がとてもいいですね、間合いの取り方もとても上手いですし、指導者が素晴らしいのはよくわかりました!ただ少し持久力がありませんね。これはこれからの稽古でしっかりつけていきましょう。とてもいい試合でしたよ。」
先生は息一つ乱さずにすごかった
「は…はい!ありがとうございました!」
周りに人が集まってくる
「名前すげーな!!女の子だからって見くびれねーな!!」
「俺も今度手合わせしてくれ!!」
その場にいた皆が私に群がってくる
「はいはい!次は俺な!誰やるー??」
銀ちゃんが言った
その後も稽古は続き
中でも銀ちゃんはすごかった
同世代でこれだけ剣術の長けた子は初めてみた
もちろん晋助やヅラちゃんもすごかったが銀ちゃんは別格だった
「銀ちゃんが真面目にやってる所今までで初めてみた!!本当に強いね!!すごかった!!!」
「なんだよ名前!銀さんはかっこよかったか?」
ニヤっと笑って話してくる
いつも気だるそうな目をした銀ちゃんだったが今日は違った
「うん!!!とってもかっこよかった!!!」
私は少し興奮気味に言うと
面食らった様な顔をして
「ありがとな!」と笑っていた
その顔をみて少しドキリとした
最近色んな人にドキドキして忙しい心臓だなと少し笑う