第2章 寺子屋
夕方からは稽古だった
私はここに来てから暫くはどんな稽古をするのか見学していた為今日からちゃんと入る事となっていた
久しぶりに握る竹刀
「皆さん揃っていますか?」
先生が稽古場に来て少し緊張してきた
「今日から名前にも稽古をつけますね!名前は手始めに私と一緒にやりましょう!遠慮は要りません本気で来なさい」
私はゴクリと唾を飲み込むと頷いた
「名前頑張れよ〜」
銀ちゃんが声をかける
「見合って…用意始め!!」
私はまず間合いを取り隙を伺う
が隙が全く無い
ジリジリとお互い見つめ合い探り合い
先に動いたのは先生だった
先生が詰め寄って来たので私は少し自慢であった早く走り距離を詰めて竹刀を振る
咄嗟に先生が後ろに下がったので
私の振りかざした竹刀は当たらず空振り
すぐ様先生が右に回ってきて胴を狙ったので、私は身体を反転し体勢を整える
またお互い探り合う
強い…そりゃ当たり前だけどこの人本当に強い
さっきから竹刀を振りかざすも簡単に振りほどかれてる
息が上がってきた
私は最後の力を振り絞り一本を狙いにいった
だがそれもかわされてしまって
私は竹刀と共に床に倒れた
「名前!!」