第10章 現在地
上には俺達が探していた図書館があった
黄「想像以上にデカいぞ、これ」
赤「あ、ああ」
俺達死神にはわからんが
みんなは引いているように見える
乾「かなりの数だな」
柳「私立図書館の比じゃないな」
この2人はデータマンと呼ばれているが
サッパリわからん
桃「うへー......」
切「勘弁してくださよ~」
鳳「あ、あははは......」
とりあえずは机が設けられている場所まで移動した
空間の高さは5メートルがいくつも重なっている
しかも吹き抜けで
本棚は上が見えない
数も尋常じゃない
宍「これ、全部調べるのかよ」
柳生「これだけ大きければ種類別にされているとは思いますけどね」
大「じゃないと、困るよね」
向こうは話し合いを始めているようだ
黄「とりあえずは何も居ないね」
麗「うん、そうだね」
赤「何が来てもおかしくないからな」
麻「俺は見回りしているよ」
眞「私も」
麗「任せたよ」
2人は行った
黄「さーて、何を探そうかなー?」
赤「歴史についてとか」
越「新聞とかは?」
全「「「それだ!!」」」
越「......ッス」
校内新聞ていうやつを探す事になった
グループを3つに分けて探すみたいだ
学校別に分かれた行ったが
黄色のジャージに青のジャージが紛れている
麗「何してるの?」
越「ここの代役」
幸「流石に俺1人じゃね」
なるほど、札の使える者を呼んだ訳か
丸「なんで、幸村と越前が使えるんだよぃ」
ジャ「それは気になった」
柳生「そうですね」
麗「俺に聞かれても知らないよ。知っているとすれば氷月だけさ」
柳「何かに気づいた様に見えたからな」
真「ああ、そうだな」
幸「まあ、手掛かりと探さないとね。仁王と白川のためにね」
全「「イエッサー!」」
さて、氷月
こんなにも良い人間を残して何処で油を売ってるんだい?
何かあったら俺は何処でも行くさ
さあ、出て来いよ
その時、何かの気配を感じて大鎌を構えた
幸「どうした?」
麗「わかんない。さっきの場所に行こうか」
俺達は戻る
後から全員来たようだ
黄「これはなんだ?」
赤「氷月ではないんだよね」
麗「でも、怪異じゃない」
?【雷地、炎方】
全「「「!!!!」」」