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仕事は幽霊退治

第9章 最悪な事態


仁王側

麗華が氷月を抱えて戻ってきた

幸「白川!」

俺は麗華が出てきた倉庫を見ると

黒いマントを纏ったヤツらが大量に出てきた

『おそらく、死神の下級でしょう』

麻「アイツら、最近行方不明になっていたヤツらだ」

眞「ええ、そうね」

黄「かなりの数だな」

それぞれ大鎌を構える

見た所、20はおる

『我に集いし力よ。この者達を守護する壁を作れ!』

俺達の周りにドーム型の何かが出来た

それと同時にアイツらが大鎌を振ってくる

カキィン!

『結界です』

結界は大鎌を弾いた

麗「対処するよ!」

麻「どうすりゃいいんだよ!?」

麗「彼からも対象に入っている」

黄「じゃあ、殺っても問題ないな」

麗「顔は残しておいてね、身元確認しなきゃ」

赤「余裕があったらな」

麗「やるよ、眞紀」

眞「わかってます!」

『雷地、炎方』

黄「ん?」

赤「なんだ?」

『7割......』

黄「ん、サンキュー」

赤「無理すんなよ」

氷月を残す5人は死神に向かって行った

『あの死神達は香波と組んだ事によって、追放された死神です』

ジャ「じゃあ」

『ええ、ここで全て倒して置かないと、のちに面倒になります』

氷月は左人差し指と中指を立てて胸の真ん中に構える

その時、俺の視界が急に暗くなった

見渡しても何も情報が入ってこない

耳も聞こえなくなった

俺は怖くなって動き出す

体の感覚は残っている

そして、何かに当たる

当たった物を見ると

仁「ッ!」

そいつは死神じゃった

俺はソイツとは反対方向に走った

少し走ると誰かに肩を掴まれた

死神かと思い振り返った

振り返ってみると

『仁王君!』

氷月の姿があった

視界も耳も戻った

俺は結界の外に居った

『仁王君!僕が誰だかわかりますね!!』

仁「あ、ああ、わかるぜよ」

『なら早く戻りましょう!』

そう言って、アイツは俺の手を握った

とても冷たかったが、暖かく感じだ

変な表現化もしれんが

そう感じたんじゃ

だけど、走ってる途中に

香「待ってよ~」

香波が目の前に現れよった
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