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仕事は幽霊退治

第9章 最悪な事態


僕らは絶賛移動中

他の人、全員を連れて体育館に向かっている最中だ

彼らが最初に居た体育館はまだ調べていないので

調べる事にした

最初は僕ら3人で行こうとしたが

麗華が死神3体では香波の襲撃に耐えられないと言う事で

みんなで動いているのだ

前には炎方と麻央

列の真ん中には優馬tと雷地と眞紀

最後尾に僕と麗華

『どう思う?』

麗「体育館の所かい?」

『以外にあるのか?』

麗「全てかと」

『こんな短距離じゃ無理だね』

麗「そうか」

麗華には少しの天然が含まれている

階段を下りる

『最初は皆固まって体育館ね』

麗「それはなんか変だよね」

『普通はばれないように連れてこればね』

麗「そうだよね」

麗華と僕は3階を見渡す

そして降りる

『焦っていたとか?』

麗「君が来る事がわかっていたからかな?」

『だったら、最初っから呼び出せばいいさ』

麗「香波の性格では本人を呼ばないよ」

2階を見渡す

『じゃあ、どんな性格だよ』

階段を下りる

麗「相手をいたぶってから殺すかな?」

『なぜ疑問形?』

麗「よくわかんないから」

『さいですか』

1階に到着

麻「麗華さん、少し見てきますね」

麗「ああ」

麻央が行こうとした

赤「反対だぞ」

麻「わ、わかってるし!」

麻央は体育館とは反対方向に行こうとしてた模様

『方向音痴?』

麗「それが彼の痛い所なんだよね」

『麗華は好きだからね。教育』

麗「まあねー」

麗華は少し機嫌がいいみたいだ

麗「ねえ」

『?』

麗華は僕を呼ぶと顔に近づく

そして小さな声で

麗「死んでも狩らないよ」

『......サボりか』

いつもの距離に離れ

麗「たまにはいいじゃんか」

『空に来ている時の大半がサボりじゃないか』

麗「そうだっけ?」

『そうだよ』

麻「特に何もないように見えた」

眞「何それ」

黄「麻央じゃわかんないんじゃないの?」

上風「こんなアホな死神が居るんだ」

麗「まあ、麻央は入りたてホヤホヤだから」

『焼き芋か』

麻「めっちゃ!悪口言われてるし!!」

それでも少しは信じて体育館に向かう

道中何か出てくるかと思ったが

案外あっさりと着いた

まあ、さっきのダメージが効いているのだろうな

香波も簡単には出れないか
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