第2章 合宿所は!?
仁「なんじゃこれ?」
柳生「どうかしましたか?」
俺は1枚の白いカードを取り出す
仁「入れた覚えはないんじゃが」
柳生「誰かの落とし物にしてみれば、しっかりと入っていましたね」
仁「そうじゃな」
俺はもしかしたら落とし物かもしれんとジャージのポケットに突っ込んだ
そして、事態は変わった
俺達全員は不意に頭が痛くなった
俺達の意識も闇に消えて行った
仁「?」
起きると見た事のない場所だった
広い空間に床には何本も線がいくつもひいてある
柳生「どうなっているんでしょう?」
そこには全員が居った
越「なんスかここ?」
昼なのにも関わらず
辺りは暗い
だが、見えないほどではないようじゃ
忍「学校の体育館みたいやな」
菊「跡部~ここは何処だニャー?」
跡「俺も知らんな、こんな場所」
当の本人が知らんて言ったらもうわからんな
手「皆、何をしていたんだ?」
手塚の声で皆は何をしていたか言う
大体は持ち物の確認、ゲーム、休憩だ
特に変わった事もしていない
皆は自分の部屋にまでおったらしい
不「嫌な感じだね」
跡「ここに居ても何もわからんな」
幸「じゃあ、探検でもしてみようか?」
切「マジ!探検スか!?」
桃「燃えたきたー!!」
向「いいな!それ!!」
なかなかのハイテンションじゃな
俺達は部長'sを先頭に体育館ポイ所を出る
日「学校の用ですね」
ジャ「そうだな」
海「フシュ~」
どうやら普通の学校に見える
少し進むと階段が見えた
今は階段の場所を覚えておき
先に進む
切「仁王先輩?」
仁「なんじゃ?赤也」
小さい声で聞いてくる
俺達は列の一番後ろじゃ
切「あれは、なんスか?」
と後ろを指さす
俺は後ろを向くと
仁「女じゃな」
切「それは、わかっているんすけど」
ん?なんでおるんじゃ?
仁「日吉」
俺は一番近いヤツを呼ぶ
日「なんですか、仁王さん」
仁「あれはなんじゃ」
俺は後ろを向かずさっきの女に指さした
すると日吉の顔が急に変わった
日「みなさん!走ってください!!」
と急に大きな声で言う
跡「どうした日吉!」
日「とりあえず走ってください、危険です!!」
見ると女はいつの間にか大きな鎌を取り出していた
俺達は廊下を道なりに沿って走った