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仕事は幽霊退治

第7章 死神の事情


仁王側

俺は振り向いた瞬間を狙って

氷月の唇を強引に奪った

無茶した時の罰じゃ

仁「御馳走さん」

俺はキョトンとしている珍しい氷月を見て立ち上がる

丸「強引だな!」

切「先輩!マジッスか!!!」

仁「煩いぜよ」

幸「どうだった?」

仁「慣れてないよりも、初めてちゅー顔をしておった」

柳「それでも動じていないようだが」

ジャ「強引に行き過ぎたんじゃないか?」

柳生「それにしても、今回の仁王君は大胆ですね」

真「ウ、ウム」

眞紀との会話を聞いていると疑問が浮かぶ

人間と恋愛をした事がない

何故アイツら黒服の3人は人間と言うんじゃ

死神のヤツらが人間と言っても違和感はない

じゃが、アイツらまでもが俺達を人間呼ばわりするなんて

おかしいぜよ

麗「氷月さんのそれは生まれた時からあるのかな?」

『まあ、そうですね。まったく厄介な物ですよ』

黄「俺達もあるけどな」

眞「アンタらは人間じゃないね?本当に何者?」

赤「力を持つ一般人」

麻「そんなのは聞き飽きた!」

俺達は6人のやり取りを見る

上風「......」

優馬は何も口にしない

優馬の性格上、隠し事は出来ない

だったら黙っている方がいいと判断したんじゃろう

こう言う時は、感があるな

『そう言えば、麗華君達の探しているのって最上級の死神さんかな?』

麗「何処かで見たのか?」

『それが本当に探しているの者なのかは知らないよ』

麗「聞かせて貰えるかな?」

いつもニタニタ笑っておった麗華の表情が真剣になる

他の2人の死神もじゃ

『黒髪の長い女。白い不気味な面をつけて、白いワンピースを着ているヤツ』

麗・麻・眞「「「!!!」」」

『大鎌も持っていたよ。白いワンピースには返り血があったけど』

麗「......それだね。俺達が探しているのは」

麻「じゃあ、もう」

麗「手遅れ、だったようだ」

眞「そんな、香波さんが!」

麗「任務が変更されたね」

『アイツを殺すんだよね?』

麗「ああ、それが俺達の掟だ」

黄「強力するつもりはないが、借りは返したいんだよ」

赤「ああ、俺もな」

『僕はどっちでもいいや。この人達が無事ならね』

真剣な話しに展開された

俺達はまた声が出なくなっておった
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