第7章 死神の事情
黄牙側
あれ?氷月がいない??
気配を探しても氷月だけがいないのだ
まーた、どっかに行きやがったな
眞「てか、お前達何者なんだよ!」
赤「だから、怪異専門の一般人」
麻「一般人が俺達死神を相手に出来るのか!」
赤「お前らが弱いだけだろ」
眞「ならもう1回やってみる!?」
麻「いつでも掛かって来いよ!」
麗「いや~元気だね~。縛られているのに」
眞・麻「「あ」」
黄「本当に元気だねー。雷地さん、感動しちゃった」
赤「日本語が誤っているぞ」
仁王を見るとずっと氷月のそばにいる
僕だったらそのまま彼に預けても問題ないと思っている
炎方は知らないけど
麻「いい加減、これ解けよ!」
黄「縛っている本人は寝ているからねー。俺達じゃどうにも出来ないねー」
眞「わかった!アンタら神様だろ!?」
赤・黄「「はい?」」
どうしてそうなった
黄「僕らが神様だったらこんな所には長居しないよ」
赤「俺もヤダね。こんな所」
鳳「神様って、こんなにもちゃらいんですか?」
宍「知らん。日本は八百万の神がいるからな」
不「あ、そこで使っちゃうんだ」
丸「まあ、そんな感じはしないよな~」
ジャ「正直に言えばな」
菊「でも、助けてくれた事に関して見れば神様みたいだニャー」
大「それは言えてるね」
眞「でも、どんな神様だ?」
麻「攻撃神は沢山いるし。速い神なんて知らんし。てか、アイツはなんだよ」
麻央は氷月に視線を向ける
まあ、今回は攻撃も防御もしちゃったからね
どっちかわかんないだろうね
麗「クックック......」
麗華は分かっているような感じだ
麻「麗華さんは知っているんですか?」
麗「さあ、知らないね」
眞「私達よりも長年しているんですよね?」
麗「まあね」
赤「何年差があるんだ?」
麗「そうだねー、君達の世界で数えるんだったら50年の差だろうね」
向「ご、50年!」
海「そんなにもやっているんスか!」
氷月も俺達よりは精神年齢が......
......ブルブル
なんか、急に背中が寒くなったなー
まさか、これまで聞かれているのか?
やばい
起きた時が
流石に氷漬けだけではすまんぞ!
赤「どうした?」
黄「な、なんでも、ないさ?」
疑問形?