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仕事は幽霊退治

第7章 死神の事情


白川側

自分が倒れた所までは覚えているが

なぜ頭上に仁王君が座っているんだ?

しかも、地味に髪を撫でているし

コートが上に乗ってるし

今僕は肉体から離れて半索敵状態だ

自分の意思で肉体に戻れない所が

半な部分だ

肉体に蓄積されている疲労度が

半分を超えるまではこの状態である

この状態だと死神には見えないらしいけど

霊「ん?」

霊華君が手を振っている

この姿が見えているようだ

しっかりと視線が会う

霊「君達のリーダーは随分と優秀だね」

黄「優秀すぎるくらいだ」

赤「そこら辺が悪いけどな」

『(悪かったな)』

今の状態では喋る事が出来ない

幸「ねえ。死神ってなんだい?」

幸村君が口を開いた

黄「あー、こう言う時に喋ってくれよ」

ヤダ、メンドイ

黄「どう説明しますか?炎方さん」

赤「頑張れ」

黄「嘘!丸投げ!優馬くーん」

上風「スヤー」

黄「後で覚えてろよ」

優馬は寝ているフリをしている

何故だろう?

デジャヴを感じるのは

しかも、ついさっきまであったような?

黄「死神さん達が説明してくれた方が早いんじゃない?」

霊「俺達は、君達はどれほど理解しているか聞きたいね」

黄「マジかよ」

はいはい、がんばってー

雷地はこっちを睨む

『(知らんな)』

黄「マジか......」

半泣き状態の雷地である

僕は仁王君の隣に腰を下ろす

仁「ん?なんじゃ?」

あれ?見えているのか??

仁「ウーム、急に寒くなった気がするのう」

そこか

柳生「風邪ですか?仁王君」

柳「体調管理はしっかりしないとな」

黄「クックック」

赤「笑っている余裕があるのか?」

黄「あ!」

雷地思い出したかのようにテニス部を見渡す

手「手短に頼むぞ」

黄「あ、はぃ......」

まあ、僕も聞きたいね

知識の足りない雷地が何処まで理解しているのか

黄「ウーム!」

またこっちを睨む

仁「なんじゃ?」

黄「そっちじゃない!」

僕を睨んでいるのは分かっているよ

『(フフフ......)』

赤「笑われているな」

黄「もう!」

まあ、早く説明しないと

幸村君と不二君から黒魔術来るよ

早くしないとね
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