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仕事は幽霊退治

第6章 黒服の強さ


弱い

この死神は弱すぎる

何かを隠し持っているのか?

死神は床に叩きつけられるかのように

床と激突する

死神は床と激突した瞬間

床に静かに手を付いていた

僕は2人の足元に氷を張った

黄「うわっ!」

赤「なにっ?」

案の定、2人の足元かた黒い槍のようなものが出てきた

黄「マジか」

赤「サンキュー」

『はいはい』

曖昧な返事を返した

死神はよろめきもせず立ち上がる

僕は左手で拳を作り右肩の上に持っていく

拳に力を込めた

死神「君たち3人は本当に人間かい?」

『さあ、どうでしょうね!』

それと同時に僕は拳を手を開きながら振った

振った手の軌道に横向きのツララが出来て

死神に飛んでいく

死神「甘いね」

死神は大鎌で全てのツララを切った

黄「雷鳴!」

死神の真上に雷が落ちる

死神は大鎌を持ってない手を上に付き上げ

雷を防いだ

赤「炎柱!」

下から火柱が出ても動じずに大鎌を下に向けて防ぐ

僕は火柱の真下に束縛術を仕掛けるための円陣を組んだ

僕はしゃがんで両手を床に合わせる

円陣が組み終わり

2人も力を上げる

死神「......ッ!」

耐えているようだ

逃げればいいものを

僕は軽く息を吸って吐く

『捕えよ!我が操りし力よ!!』

死神の足元から何本もの水色に光る紐が現れる

紐が現れると2人の術は終わり少しだけ下がる

死神「束縛術か!?」

反応に遅れた死神は紐に捕まってしまう

僕は円陣に力を加える

逃げないように取り押さえるためだ

向こうも足掻いている

でも、逃がさない

捕まえて現状を聞きだすまでは

死神「チッ!」

死神も大鎌で紐を切っていく

ドクンッ!

『ッ!』

心臓が嫌な音を立てた

変な汗が出てくる

こっちも辛いんだよ

素直に捕まれよ

赤「飛べ!火鳥!」

炎方の囮だ

死神は囮の火鳥に一瞬だけ気を取られた

死神「しまっ!」

そのまま紐は大鎌を捕え

死神も捕える

僕は片手を離して腰の鞄から1枚の札を取り出し

死神に投げる

死神に貼られるとそこから大きな火花が出る

拒絶反応だ

少しすると火花も収まった

札が完全に貼られると大鎌は黒い霧に変わり消えて行く

完全に抑えた

円陣も解除

死神も完全に伸びているようだ
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