第6章 黒服の強さ
鳳「先輩達はどのくらい持っているんですか?」
黄「俺は1月前に6になったばっか」
赤「俺は4だ。行動力が間違っていると言われた」
黄「まあ、途中から半殺しだったからね」
赤「そっちは知識が足りないんだろ?」
黄「うぐぅ、キツイなー」
仁「氷月はどうなんじゃ?」
『僕は0だよ』
全「「「へー、えー!!!!」」」
皆驚いているようだ
『僕達は力には恵まれているからね。後は行動力と知識をつける。簡単な事さ』
丸「だって、簡単にはなれないんだよな!」
黄「まあ、氷月は頭もいいからねー。前世とか」
『次言ったら、雷地でも凍らすよ』
黄「あー、悪かったって」
赤「俺達にそれは冗談話じゃないだろ」
黄「と言うか、静かに解いてくれたね。容量」
『まあ、この先もっとキツクなるさ』
赤「ん?気づかなかった」
滝「それが適正の話し?」
『まあそうだね』
黄「あー、忘れていた」
赤「ランクの適正が合っていないと術の制御も出来ないから使いたくても使えないのが術の適正だよ」
『僕が頻繁に使っている体に悪い【索敵】はランク4から使用が許可されているよ』
黄「後はそれぞれの属性で決まるかな?」
赤「結構前にも言ったが俺達にもそれぞれ操る属性があるんだ」
上風「雷地は雷と草を操り、初めての来る場所でも自由に動けるのが特徴的だよ。攻撃も防御も出来ないけどね」
黄「はい、そこ。言わない」
海「まあ、実際見たからわかるッス」
上風「炎方は炎と水を操り、ひたすら攻撃をしまくるのが特徴的。その代わりと言ってはなんだけど体力が切れやすい」
赤「まあな」
芥「普通にテニスをしている時は見えないんだけどなー」
上風「氷月は氷と風を操り、皆の防御やサポート系が特徴的だよ。持っている力が大きいから敵に狙われやすいよ」
『不便なんだよね』
真「そうには見えないぞ」
上風「ざっとこんな感じ。僕は力の部分がないからランクがつけられないんだ」
大「苦労しているんだな」
黄・赤「「主に氷月な」」
『僕か』
皆の視線がこっちに刺さる
痛い、なんか視線が痛いよ?
乾「では戦闘に入らなければ炎方は活躍出来ないのか」
赤「そうなるな」
黄「俺の心配は皆無か」