第6章 黒服の強さ
白川側
護符を配り終えてさっきまで自分の座っていた場所に戻る
桃「そう言やー、適正とか言ってたんスけど、あれは話してくんないんスすか?」
僕達は顔を合わせた
黄「うーん、まあいいよ。言ったって減るもんじゃないし」
赤「ああそうだな」
『まあいいよ』
黄「順序があるから適正の話しは後になるけどいいかな?」
切「ッス!」
黄「俺達には適正レベルって言うのがあるんだ」
赤「そのレベルを満たしていなければどう足掻いても自分のやりたい事は出来ないんだ」
『適正レベルは会社で3月に1回行われているんだ』
跡「結構頻繁にすんじゃねーか」
黄「まあね。その場しのぎをさせないためさ」
『試験の日だけに適正が通っても、仕事じゃ通用しないから』
赤「いつ、どんな時でも対処出来るようにするためさ」
幸「じゃあ、どうやって測るんだい?」
『測り方にも色々ある。知識、力、行動力の3つに分かれる。此処まで理解が出来たかな?』
全「「「うん」」」
黄「知識の試験では、ペーパーテストが行われるよ。自分の持っている知識がどれだけ正しいかを採点する。これは学校のテストと同じ原理だよ」
ジャ「記憶勝負と言った所か」
黄「そうなるね」
赤「力では文字通り、俺達の持っている力の試験だ。上ではどうやって測っているかは知らないが仕事にもランクがありそれを見るためのものらしい」
宍「なければ」
赤「仕事は回ってこない。毎日の練習を積み重ねて力をつけて行くしか方法はない」
『最後のに行動力。これは試験用の仕事に入り正確な判断の元で評価される。そこには別の会社員がいて僕らを本気で殺りに来る』
菊「そ、それで?」
『相手の会社員を無力化にするか撒くしか方法がないよ。僕は毎回無力化するけどね』
黄「ここまでいいかな?」
全「「「うん」」」
赤「それを総合したのがランクになる」
『ランクは20から始まり、数字が小さくなっていく方が上になる。最大は0の数字だ』
黄「試験の採点も1~10でこっちも数字が小さい方が上になるよ」
赤「全てにおいて1をとっても0にはらなない」
『最後に点数をつけるのは実績だよ。これがなければどんなに成績が優秀でも総合ランク3から上を取る事は出来ないね』
赤「ここまで理解いいかな?」
全「「「うん」」」