第3章 探索開始!(青学も一緒!?)
白川側
幸「へー、そんな事まで出来ちゃうんだ」
僕は先ほどの説明を残っている人達にする
跡「じゃあ、俺達まで聞こえるのは何故だ?」
難しい所を突いてきますねー
赤「本来は居るであろう人物に送るのが主流だよね」
『まあ、出来なくもないですが。今回は人数が多いので一々伝えるのがめんどいので回線を広げているだけだよ』
柳「では、個人でも出来るんだな?」
赤「ああ、まあな」
『じゃあ、試してみるかい?』
忍「俺らにも個人で聞こえるんか?」
丸「やってみたいぜぃ!」
あれ?ゲームの紹介コーナーみたいになちゃった
『では、僕は忍足君に』
赤「じゃあ、俺は丸井に」
丸「呼び捨てか!」
僕は忍足君に回線を開き
僕の思っている事を伝えた
忍「!......なあ、マジで思ってるん?」
『思っていなきゃ言いません』
忍「俺、悲しいわ」
丸「そ、そそそ、そんな事思ってねーし!!」
赤「どうだか」
何を言ったんだコイツは
『まあ、こんな感じで伝わるんだ』
赤「そうそう」
丸「流すな!」
柳生「まあまあ」
向「何を言われたんだよ、有士」
忍「聞かんといてな」
宍「逆は出来ないのか?」
『さあ?幸村君に聞いて』
幸「なんで俺かな?氷月さん♪」
『......』
笑顔って怖いねー
まあ、雷地の笑顔も怖いけどねー
そこまで殺傷能力ないよ
『なんでも、ないです』
赤「氷月が、負けた、だと」
真「そこまで驚く事か」
赤「あ、ああ」
ショックか!
そこまでショックなのか!
『それは置いといて。3階は何処まで行ってきたの?』
赤「教室出て、50歩。そこで湧いた」
ジャ「数えてんのか!」
さーて、意外と探索が進んでいないなー
目の前ではガヤガヤと話している
仁「お前さんは、何を考えておるじゃ?」
僕の後ろに座っている仁王君がコッソリと聞いてきた
『クスッ、今は何も言えませんよ。結論が出てから』
仁「うーん、わかったナリ」
人間はこんなにも賑やかになるんだな
仁「無理をしたら、わかっておるよな?」
『はい、重々承知してるよ』
仁「ん」
僕の事を心配してくれているのだろうか?
そうか、ここの結界を保っているのは
僕の術だからね
皆を守りたいんだ、仁王君は優しいな