第13章 はじまる
幸村側
幸「俺がなんだって?」
今は部活の時間
授業中に俺の事を言ってるヤツがいるなっと思った
だから屋上で暇つぶしをしていた2人に聞いている
仁「なんでもないんじゃ」
『なんでもありません』
着替えて部室の中で質問中
え?拷問じゃないかって?
嫌だな、質問中だよ(黒笑)
『幸村君、ちょっと時間が欲しいかな?』
幸「いいよ、仁王はどうする?」
仁「しゃーない、部活にでも行ってくるぜよ」
仁王はテニスコートに向かった
幸「それで?話って」
『この前の補足を少し』
幸「......」
『10月の事なんだけど』
それからこれからに付いて聞かされた
10月の中頃に秘薬を試す
そのためには準備がいるために月替わりに学校に来なくなる事だ
皆が心配でもしていたら説明をしてほしいとも言った
幸「わかった」
『ありがとう、幸村君』
幸「1つだけ頼み事をしてもいいかな?」
『はい』
幸「俺達は全員大学に行くつもりだ。仁王の話しを聞いてたら君は大学に行かないと聞いた」
『はい』
幸「一緒に大学に行かないか?」
『え』
幸「急な頼みなのはわかってるよ」
『僕は』
?「よろしいではないですか」
部室に声が響いた
この声には聞き覚えがあった
周りを見ても誰も居ない
すると、白川の隣に誰かが立っていた
幸「誰かな?」
?「この姿での面識はないですからね」
『幸村君、彼は凍真だよ』
紹介されて思い出した
幸「カッコいいね」
凍「ありがとうございます」
『それで凍真。どう言う事だい?』
凍「はい、神の話を聞いた今井様が大学に行かせたいとおっしゃったのです」
『!』
凍「氷月様には悪いとは思っています。しかし、今井様がどうしても知りたいと言ったのでお教えしました」
幸「俺にはこれ以上の口出しはしないよ。ただ考えてほしいだけなんだ」
『どうして』
幸「今まで何を知らなかった。だけど、知ったうえでも一緒に生活をしていきたいんだ。これはレギュラー陣皆の願いだ」
『願い』
幸「勿論、強制じゃない。大丈夫、俺達はどんな答えでも受け入れるさ」
俺はその場に居てはいけないと思い部室を出た
幸「来てほしいよね?」
俺は部室にもたれかかっている人物に聞いた
仁「あたりまえじゃ」