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仕事は幽霊退治

第12章 決意と覚悟


立海側

ブーブー

幸「ちょっとごめんね」

幸村は鞄から携帯を取り出して電話に出た

幸「なんだい?跡部」

跡【夏休みの事がわかったぞ!】

全「「なんだ!!」」

カクカクシカジカ......

跡部から話された事で全て思い出した

仁「待ちんしゃい」

こっそり出て行こうとした白川を仁王は捕まえた

『帰りたいんですけど』

幸「みんな、明日は?」

皆が首を横に振った

これから跡部の使いがやって来るそうだ

『はぁ......』






白川側

跡部の別荘の大広間で僕達は

『誰が?』

赤・上風「「雷地」」

黄「悪い」

なんか床に座らされた

目の前にはすごい目つきをしている皆さんが座っている

幸「じゃあ、説明して貰おうかな?」

『何処から?』

不「全部、かな?」

黄「夜なんですけど?」

日「明日は休みなので大丈夫です」

赤「そこじゃなくて」

これじゃ、もう逃げられない

腹をくくるしかない

僕は3人に目で合図する

『わかった、話します』

真「そうこなくてはな」

黄「それで全部っていっても何処が聞きたいのかわからないから質問して、それに返すから」

上風「おやすみ!」

赤「寝るな」

あ、殴られている

跡「俺達はあんな事を体験したのになんで忘れていたんだ?」

赤「仕事の関係上、怪異について世に広がるのを防ぐために俺達が記憶を消したんだ。だけど、完璧に消す事は出来ずにこうやって単語1つで思い出したんだよ」

切「意外と無能なんスね」

手「俺達が狙われてた理由はわかったのか?」

『神様の近くにいたから。アイツは僕らを狙っていたからね。僕達の近くにいる者もそう言った類の力を持っているんじゃないかと勘違いして狙ったと思うよ』

滝「意外とシンプルな事で」

幸「夏休みに来れなかったのは?」

赤「帰ってきてから俺と雷地は1週間ばかり寝てた。それから始末書と報告書と怪我の治療で出れない状態。氷月の怪我は俺達の比じゃないくらい酷く1か月は眠っていた。氷月だけは本調子じゃないんだ」

『今は体育も出来ないし、小走りすらも出来ない状態さ』

大「そこまで......」

皆の顔が暗くなっている

『報告書、まだ提出してないからな』

赤「おい!」

黄「駄目だって」
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