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仕事は幽霊退治

第2章 合宿所は!?


仁王側

振り返って見ると

鎌を持った女が走っておる

というより

浮かんでおる

『レイ、この先は?』

レ「保証する」

『イェン、ヨウ、レイ。彼らと一緒に安全地帯へ!』

ヨ「ビン!」

『時間稼ぎ!』

俺達の前に出て行った

桃「あぶねぇ!」

女はこちらに迫りつつ鎌を構える

そして、振りかざした

キィンッ!

大きな金属音が聞こえた

そした、見たのは

女の鎌はビンの素手で弾かれていた

青く淡い光を放ちながら

イ「今のうちだ!」

ビンは何度も振り下ろされる鎌を何度も弾く

ヨ「早く!!」

俺達はビンを残して3階まで一気に駆け上がる

レ「こっち、こっち!」

いつの間にか3階のある教室の目の前でレイが手招きしている

俺達は一気に流れ込んだ

そして、俺達が入ったのを見ると

レイは階段に向かって叫ぶ

レ「入ったっ!!」

それと同時に不快な金属音が近くなる

ビンは階段を上がりながら、器用に避けたり弾いたりしている

そして、入口にイェンが立ち、人差し指を女に向ける

そして人差し指には赤い光が集まった

イ「はぁ!」

赤い光は一筋になりビンに向かう

ビンはそれに気づいたのか紙一重で避ける

赤い光は女に当たった

そして女は

「キィエエエエェェェェーーーーーー!!!!!!」

大きな叫び声と一緒に消えて行った

ビンはその間に教室に入っていた

イェンは廊下を見渡し確認すると静かに戸を閉めた

ビンとイェンはレイに顔を向けて1つ頷いた

レ「一応は大丈夫だよ、お疲れ様」

海「本当に大丈夫なのかよ」

レ「ああ、そうだよ」

滝「絶対ですか?」

イ「まあな」

丸「ほ、本当にかよぃ~」

『はい、大丈夫です』

全「「「はぁ~~......」」」

一気に力が抜けてその場に腰を下ろした

『では、僕は結界の状態を見てくるので』

イ「任せろ」

レ「時々、お願い」

ヨ「あ、手伝うよ」

また訳のわからん事と言っておった

ビンは教室を歩き回った

レ「じゃあ、今は安全だから簡単な説明でもしちゃいましょう!」

レイは何事もなかったかのように話す

忍「そ、そんなに気楽でええんか!?」

レ「今の内、今の内」

と手をヒラヒラさせとる

レイは教卓へ歩く

イェンは戸の前で待機

ヨウは持ってきた荷物をあさっておる
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