第11章 ★合宿へGO★
次の日、零蘭はそっと目を開け、身体を起こしたが腰にきた痛みに顔をしかめた。
『っ、、あ、そうか。昨日は二人と、、』
赤司『おはよう、零蘭』
『征十郎、、おはよ。』
赤司は零蘭の腰に手をあてそっと撫でていく。
赤司『大丈夫か?昨日は少し無理をさせたな。』
『平気、、征十郎に撫でてもらったら楽になったよ♪』
赤司『そうか、、今日も一日頑張ってくれ。』
零蘭の額にキスし、優しい眼差しで微笑む赤司に思わず目線をそらす。
赤司『零蘭、、好きだよ。』
両手を零蘭の頬にあて、上を向かせるとそっと触れるだけのキスをする。
『うん、私も好き。』
お互いに微笑み、和やかな時間が流れる。
虹『おい、なに朝から二人でイチャついてんだ。』
『あっ、修さんおはようございます♪』
虹『おう、、』
朝が弱いのか虹村は半目で起き上がり、零蘭を後ろから抱きしめた。
『修さん、、。』
零蘭は向き直り虹村に凭れ、胸板に擦り寄る。
虹村はフッと笑い、零蘭の頭を優しく撫でる。
虹村『ほんと、お前は可愛いな。』
赤司『零蘭、そろそろ戻った方がいい。桃井が起きてしまうよ?』
『ん、分かった。二人とも、今日も頑張って♪』
虹村『おう。』
赤司『ああ。』
零蘭は手を振りながら部屋を出ていった。
(おい、赤司。お前邪魔しただろ?)
(昨日の昼のお返しですよ。)
(てめぇな、、)
(彼女は俺のものですよ。)