第11章 ★合宿へGO★
部屋に戻ると桃井は既に起きていて、いきなり入ってきた零蘭にビックリしていた。
桃井『零蘭ちゃん!?どこに行ってたの?』
『あっ、えっと、、』
桃井『もしかして、誰かの部屋行ってた?(ニヤニヤ)』
ニヤつく桃井にもう隠せないと悟った零蘭は苦笑した。
桃井『で?誰誰?きーちゃん?むっくん?あっ、もしかして赤司くん?』
『うん、征十郎のとこ。』
桃井『やっぱり!!てことは虹村主将のとこでもあるよね!?』
『そう、だね///こ、この話はおしまい///朝御飯の準備してくる!!』
桃井『零蘭ちゃん、可愛いなぁ///でもね、零蘭ちゃんは私のものだよ?』
零蘭が出ていったあとに桃井は薄い狂気を孕みながら呟いた。
『よしよし、これでいいね。さて、皆もそろそろ起きてくるよね?』
食堂に朝御飯を準備し終えた零蘭は一息つこうと適当な椅子に座る。
すると急激に眠気が襲い、零蘭はいつのまにか眠ってしまった。
〔緑間真太郎〕
まったく....思ったよりも早く目が覚めてしまったのだよ。
黄瀬の煩い寝言のせいもあるがな....
そう思いながら食堂に来てみた。
すると、
緑間『零蘭?寝て、いるのか...』
机に伏している零蘭にそっと近寄り声をかける
どうやら完全に寝ているようだ。
流石に昨日は忙しかったせいか?
ともかく起こさなくては....
このまま寝かしてやりたいが、俺以外に誰かがこの寝顔を見るのは、腹が立つのだよ
緑間『零蘭、零蘭。起きるのだよ。』
身体を揺する....すると軽く身じろぎをしたあとに薄く目を開けた
『.....ん?あっ、真、太郎?ごめん、寝ちゃってた?』
緑間『あぁ、昨日の疲れが出たのだろうな。』
『そっかぁ、ねえ真太郎。』
緑間『何だ?』
『キスして...?』