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[R18]ハイキュー!!(裏短編集)

第9章 計算と本音【澤村 大地】



心臓が口から出そうになる。

「っ、□□っ!?」

「〇〇ちゃん!?」

2人して後ずさって、
□□から距離をとる。

何故って?
これはめちゃくちゃキレてる。

『ねぇ、結?
こんな汚いやり方で
澤村があんたのものになると思う?^^』


笑ってない目で
笑顔を作る□□。

「あ、あ…の、
ごめ…」

顔面蒼白な道宮。

『澤村…何ですぐ断らなかったの?
結と付き合いたいの?』

俺にも鋭い目つきで
睨んでくる。

「ち、ちが…
すまん…
突然過ぎて、反応できなかった汗」

俺は正直に謝る。

……が、簡単に
許してくれそうにもない。

『本当に?
化粧までバッチリしちゃってさ…
略奪する気満々じゃん?

そんな結にのこのこついていって
キスされそうになるとか………』

怒りを通り過ぎて
もはや泣きそうになってる□□

あー、俺は何やってんだ。

俺は彼女を抱きしめて

「道宮すまん。
俺には□□しかいないから。

道宮とは付き合えない。
ごめんな。」

と言って、道宮をフッた。

そして足早に□□を家まで連れ帰った。
後ろは振り返っていない。
俺にはちゃんと大切にしないといけないものがあるだろ。



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