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古きパートナー

第5章 トラウマ


幸村側

幸「ねえ弦一郎」

真「なんだ精市」

幸「俺、2泊3日したいんだけど」

全「「はっ?」」

俺の唐突な発言にみんなが目を丸くする

今、この場にいるのは仁王と白川以外だ

切「でもいーんすか部活とか」

幸「明日は行かない方がいいからね」

柳「そうだな。明日は部活に行かない方がいいだろう」

真「まあ、確かにそうだな」

柳生「私はいいですけど、他のみなさんはどうしますか?」

丸「まあ確かに、明日行っても練習が出来なきゃな」

ジャ「そうだな」

幸「それにせっかくの泊まり会なのに優真が寝たまんまだとね」

切「なんか、あったんすか?」

そうか赤也は知らなかったんだっけ

幸「蓮二、いいかな?適任者がいないんだ」

柳「わかった精市」

丸「俺たちもいいか?」

ジャ「購買行ってからよ。全く知らないんだ」

柳「いいだろう」

蓮二は3人に説明を始めた






説明が始まって20分が経ったくらいに

ピンポーン

インターホンが鳴った

幸「遅かったね」

仁「まあな」

『遅れてすいませんでした』

幸「大丈夫だよ」

切「え、白川先輩、怖い」

『そうですか』

俺が目を離している隙に

赤也の後ろに立っていた

切「うわー!すいませんでした!」

『何がですか?』

丸「真田とは違う恐怖を感じるのは俺だけか?」

ジャ「多分それは俺も同じだと思う」

3人は白川を怖がっているようだ

真「皆が揃った所で買い出しに行くのでは?」

柳生「では、行きましょうか」

柳「白川はどうする?」

『僕は残って優真を見ているので、みなさんで適当にどうぞ』

柳「フム、わかった」

仁「では、俺も残ろうかのう」

幸「後は任せたよ」

俺たちはスーパーに向かった






仁王側

仁「夕食までは時間があるから寝ればいいぜよ」

『大丈夫です』

仁「じゃがお前さん、顔色が朝よりも悪いぜよ」

『寝たくても寝れないので』

寝れん?

今すぐにでも倒れそうな顔色なのに

しかも今日はかなり活躍をした

結構、疲労も溜まっているじゃろう

『雨が降っている日は、なぜだか眠れないのです』

白川は外を見ながらそう言った

しかも辛そうな顔をしておる

なんでそんな顔をしとるんだ
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