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【暗殺教室】ドSカルマくんとの暗殺生活

第15章 集会


私たちE組は全校集会があるとこうして毎回山を下りて本校舎まで昼休みを返上して行くことになっている。

また、それに遅れた場合は罰則として雑用などをやらされることになっている。


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「———キャアアア!」

「わぁ!誰だよ!ハチの巣刺激したやつ!」

ハチの巣を誰かが刺激したのかハチが私たちを攻撃しようと襲ってくる。

「「「お、岡島ぁぁ!」」」

そこにびしょ濡れでヘビを体に絡めて泥まみれも岡島君が猛ダッシュでこちらを通り過ぎる

ど真ん中を通っていったためハチは岡島君のほうに行った。

「あ、あいつ…なんかすごいことになってたけど…大丈夫かな…」

「…うん」

「ハァハァ…ハチとか勘弁して…」

「ほんとだよ…ハァ…」

「でも、岡島が大半を受け持ってくれたよな…」

「大丈夫か」

「烏間先生!」

烏間先生が近寄ってきてこちらを心配してくれる。

「焦らなくていい、今のペースなら十分間に合う」

そう言われて時計を見てみると確かに時間はまだ残っていた。

「ちょっとぉおおおおおおおおお!」

「ん?」

遠くから声がする。

「あんたたちぃいいいいいいいい!」

声の主は…

「あ、ビッチ先生」

「ハァハァ…ハァハァ…休憩時間から移動なんて…聞いてないわよ…」

ビッチ先生はダッシュでここまで来たのか疲れ切った様子で、四つん這いになって肩で息を切らしていた。

「だらしないなぁ、ビッチ先生」

「ヒールで走ると倍つかれるのよ!」

「じゃあヒール履かなきゃいいじゃん」

私が当然のように発した言葉はビッチ先生が全く考えてなかったことのようで「あ…」と言う顔をしていた。

「ゔっ…そ、それは…ほら、私の美脚を引き立たせてくれるからね!履かなきゃ損じゃない!」

「でももう殺せんせーのこと色仕掛けで殺そうとしてないよね?」

「う、うるさいわね!」

そう言ってビッチ先生はプリプリと怒ってしまった。

「烏間先生、殺せんせーは?」

「あ、確かに。どこだろ」

そう言ってみんなキョロキョロし始めた。

「生徒たちの前に姿をさらすわけにはいかないからな、旧校舎で待機させている」

「あぁ…なるほど」

「さぁ、本校舎までもう少しだ。行くぞ」

「「はぁ~い…」」

そう言って私たちは本校舎へと向かった。
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