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【暗殺教室】ドSカルマくんとの暗殺生活

第15章 集会


――ガラッ

「あ、カルマくん、市ノ瀬さん。おはよう」

私とカルマくんが教室に入ると渚くんは柔らかい笑みを浮かべながらこちらに向かってくる。

「おはよ、渚くん」

「おはよう、渚くん」

私とカルマくんは渚くんに挨拶をし、席に鞄を置く。

「にしても本当に2人、カップルって感じだね」

「えっ?///」

渚くんはケロッとした表情で淡々と言ったがそんなことを言われるなんて思ってもなかった私にとっては驚きの言葉だった。

「そりゃぁね、そうだもん」

カルマくんもケロッと言うので私の顔はどんどん赤みを増していく。

「///」

(そう…見えるのかな…?///)

「望乃?何ニヤニヤしてんの?」

「え?///」

思わず顔がにやけてしまっていたのかカルマくんは私の顔を不思議そうにのぞき込んでいる。

「えっ…いや、その…///」

私は顔を真っ赤に染め、うつむく。

カルマくんは私の耳元に顔を近づけた。

「もしかして、エロいことでも考えてたの?w」

「なっ!?///」

私は顔をさらに赤く染め、バッと顔を上げた。

「え?なに?w図星なの?w」

「ちがっ…!///」

「うわぁwwののちゃんってそんなにスケベだったんだぁ?」

「だから違うって!///」

カルマくんにからかわれ、顔が熱くなる。

「おはよぉ~…って何してんだ?お前ら?」

教室に入ってきたのは菅谷くんだった。

「あ、菅谷くん。昨日はありがとう」

私は菅谷くんの方に振り返り、昨日のお礼を言う。

「ん?あぁ、どういたしまして。…っていうかどっちかって言うと俺がお礼言いたいくらいなんだよな」

「え?なんで?」

「いやぁ…市ノ瀬の絵ってあんまり見たことがなかったからさ、見れてよかったなぁって思って」

菅谷くんは「ははは…」と頬を掻いている。

「そう?結構たくさん書いてたんだけど…」

「そうなのか?今手元にあったりするか?」

「あ、うん。あるよ」

私はそう言うと鞄の中からスケッチブックを取り出した。

「はい、どうぞ」

そういって私は菅谷くんにスケッチブックを渡した。

「お、サンキュ。って結構あるn——」

――ガラッ

「はいみなさ~ん、HRを始めるので席についてくださ~い」

菅谷くんがページをめくろうとしたとき、殺せんせーが教室に入ってきた。
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