第3章 我慢【ジャーファル】
『コンコン』
『ガチャ』
「失礼します...」
ドアを開けると、そこにはたん瘤があるシンドバット王と、ジャーファルが居た
なんだか、ジャーファルの機嫌が悪いようなので、王が抜け出そうとしたに違いない
シ「おぉ、エインか。お疲れさま。三人はどうだった?」
「普段通りでした。特訓も、アリババ君が魔装について少し手間取っているようですが、恐らく大丈夫でしょう」
シ「そうか。じゃあ俺がアドバイスをしに行こう。だから、な?ジャーファル、部屋を出ても良いだろう?(にこっ)」
ジ「...仕方ないですね...」
ジャーファルがそう言った瞬間、王は部屋を飛び出していった
「あらら...あれは大変ね...」
ジ「では仕事にならなくなったので、部屋に戻りましょうか」
「うん」