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黒子のバスケ~美女と悪女~

第5章 第二章 


キーンコーンカーンコーン・・・

四時間目の終わりを告げるチャイムがなった。
授業中も、小学生レベルのいじめにあったけど気にしない。
斜め後ろの男子が消しゴムのカス投げてきたりしたけど。
痛くも痒くもない。

あ、そーいえば青峰くんに呼び出しくらってたんだっけ?
なんか、嫌な予感しかしないけど姫華ちゃんはこの教室にいるわけだからきっとレギュラーメンバーたちだけ。
それに桃ちゃんは監督と話があるみたいでいそいで職員室に行ってしまった。だから桃ちゃんにバレることなく行けるからいいか。

「・・・行くか、、」
私は誰にも聞こえないように小さく呟くと、立ち上がり朝話しかけてきた女の子のところに行った。

「あ、飛鳥ちゃんどうしたの?」

「いや、ちょっとお願いがあって、、いーかな?」

「うん、いーよ」

「桃ちゃんが帰ってきたら、私はトイレに行ったって言っといてくれないかな」

「わかったぁ」

私は、お礼を言うと屋上に向かった。
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