第8章 風紀委員は……
藍
「智明…寂しがりやな!(笑)」
智明、藍の柔らかい唇に親指で触れる
智明
「藍…」
智明、藍の柔らかい唇に舌を割り入れて、藍の舌を絡めて行く
藍
「……ふ……あっ…んっ…」
藍、あっ、智明だ…唇を強く押し付けて、舌を逃がしてくれない絡められたら離してくれない…
智明、ねっとりて舌を離し、すっと抜き…抱き締める
智明
「藍、たこ焼き食べたでしょう!髪の毛がたこ焼きの匂いがする!(笑)」
藍
「バレてもうた?新幹線の中で食べて来たんよ!アメリカ人の観光客と一緒にな!」
智明
「…藍、明日、明後日は特に気おつけるんだよ!たこ焼きも良いけどね!」
藍、ベットから起き上がり、喪服をハンガーに掛ける
藍
「明日には皆んなも来るし、大丈夫や!」
智明
「アニキが帰って来たら飯に行こう!(笑) 藍の食べてる顏を撮らないとな!」
藍
「変顔は門外不出や!うちは、智明と輝の寝顔を撮ったる!しかし、輝と秘書さんはお似合いやね♪渋さがある男にベッピンさんや!付き合えばええのにな♪(笑)」
智明
「あの2人は付き合ってたよ!盃を交わす前には別れたけどね!アニキは藍を取ったんだ!」
藍
「親父のせいやな…盃を交わす前にはうちも、別の組とのお見合いが決まってたんや…それが流れて、輝と智明に話が移ったんや…輝は秘書さんに戻れないんか?」
智明
「アニキは秘書を嫁には出来ないな!ハイハイ言ってればいいならそうしてるさ、それが出来ない!何故か?藍なら判るだろ!」
藍
「うちには判りません!まだ、清いからな!純真無垢やからな!(笑)」
智明
「本当は?」
藍
「優しいだけじゃなく厳しさも必要や!特に纏める力が必要やな!組員のヤル気を出させて、組員の家族を纏めて統一せんと、巨大な力にはなり得ないな!うちも七瀬2組を作るか?うちがトップで組員は3人や!小ちゃな組やね〜♪」
智明
「藍が組を作ったら大変だ!皆んなも移動しちゃうな!(笑)」
藍
「誰も移動なんかせんよ!(笑)」
智明、時計を見て
智明
「アニキ遅いな?電話するか?」
智明、携帯を出して電話をする
プルルルル、プルルルル
智明
「今、何処に居る?ホテルに戻って来た?藍と下に降りるよ!」
藍、智明はホテルのロビーに行く