第8章 風紀委員は……
藍、ご飯を食べ終えて、片付けると携帯が鳴る
プルルルル
藍
「うちや、親父か?明後日に決まったんか!場所は?判った、6時からやな!直接に行くからほな、おおきにな!」
藍、明日は普通に学校とキックボクシングやろ、明後日に通夜で休んで、木曜日、金曜日は普通に学校やな…中学生やから制服でええしな…いや、制服着たら学校がバレるやん…喪服で行くか…今日はもう、寝るで……
朝……
輝、智明は支度をして警察にに行き、両親の遺体を引き取りに行く
刑事
「無事に犯人が捕まったが、自供にならないな…クスリが抜けない限り、何を話してるのかがさっぱりだな…両親も報われただろうな!」
輝
「ご迷惑をお掛けしました!」
輝、智明、遺体を車に乗せて寺院に向かう
輝、秘書に連絡を入れて指示を出して行く、智明は葬儀屋に連絡を入れる
輝
「両親が亡くなったのに、実感が湧かないな…」
智明
「疎遠にしてたからな…仕方がないさ…オレは尚更さ!」
輝
「途中からだからな…引き取ったのは…お前にも苦労をさせたな…お袋に怒られてばかりだったからな…」
智明
「もう、昔の話だな…親孝行しとけば良かったよ!」
輝
「そうだな、何もしてやれなかったな…」
智明
「無事に終わればいいな…」
輝
「さて、着くな!」
車が寺院に着き、葬儀屋が運び入れて準備を進めて行くと、輝の秘書が到着する
佐伯秘書
「準備は順調に進んでいます。香典返しはいかが致しますか?」
輝
「カタログギフトでいいだろう!今時風だな!他は?」
佐伯秘書
「花輪ですが…」
智明
「花輪はオレが依頼されて頼んだ!各組長に頼まれたからな!生花もかなりの量になる!明日の午前中に全て来るよ!」
佐伯秘書
「受付にはどなたが?お立ちになりますか?」
輝
「受付には剛と藍にやらせる!藍は顔が広いからな…用心棒にもなる!香典まで持ってかれたら笑えんからな!智明は藍に連絡を入れとけ!藍が手伝うのは当たり前だろ!未来の嫁なんだからな!」
佐伯秘書
「しかし、中学生ですし…判らないと思いますが…」
智明
「アニキが言ったんだから指示に従いな!オレは藍に連絡を入れるよ♪」
智明、携帯から藍に電話する